山口周著書「ニュータイプの時代」から学んだ【気づきのまとめ】

山口周さんの著書「ニュータイプの時代」から学んだ「気づき」をまとめてある。

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山口周著書「ニュータイプの時代」から学んだ【気づきのまとめ】

山口周さんの著書「ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式」を読んだので、そこから学んだ気づきをまとめた。

はっきり言って、この内容で1,760円は安すぎる・・・。

気づきが多すぎて、何度でも読み直したくなる本だ。

20代30代の人は、絶対に読んでおいたほうがいい。

これかの人生を生きていくためのヒントが得られる。

ビジネスマンはオールドタイプとニュータイプに分かれる

従順で、論理的で、勤勉で、責任感の強い、これまで優秀だといわれてきた人材は、今後、「オールドタイプ」として急速に価値を失っていく。

自由で、直感的で、わがままで、好奇心の強い人材は、今後、「ニュータイプ」として、大きな価値を生み出して、評価され、豊かな人生を送ることができる。

これからのビジネスマンは、オールドタイプとニュータイプに分けられる。

ニュータイプでないと、生き残るのが困難になる。

問題解決ではなく問題発見の価値が高まっている

「価値創出」の源泉が、「問題を解決し、モノを作り出す能力」から「問題を発見し、意味を創出する能力」へとシフトしている。

現代人は、「意味の喪失」という問題を抱えている。

ほとんどの人が、「何のために?」という問いに答えられない。

モノが過剰で、意味が希少な時代になった。

問題の希少化と正解のコモディティ化

問題が希少になり、問題を解決するための正解がコモディティ化した。

問題の解決ができる人より、問題を発見できる人のほうが価値が高い。

問題解決は、望ましい状態と現在の状況が一致していないから、その差を埋めること。

しかし、そもそも「ありたい姿」を明確に描くことができていない。

問題不足の背景には、そもそも私たちが「世界はこうあるべきだ」「人間はこうあるべきだ」ということを考えられないから。

世の中にはビジョンが不足している

問題が足りないのは、ビジョンが不足しているから。

国、企業、地域コミュニティの「あるべき姿(ビジョン)」を明確にしないと、解決するべき問題が定義できない。

ニュータイプは、常に自分なりの「あるべき理想像」を思い描いている人のこと。

ニュータイプは、自分なりの理想像を構想することで、目の前の現実とその構想とを見比べ、そこにギャップを見出すことで、問題を発見する。

7世紀の遣隋使の頃から20世紀後半まで、日本にとっての問題は常に海外先進国との差を埋めることだった。

しかし、フォローすべき先行者のいない状況に、歴史上はじめて立たされたのが1980年代である。

「企業が生み出す豊かさ」や「企業が解決する問題」がビジネスの文脈から抜け落ちてしまった。

多くの企業が、「売上」や「収益」などによって計測される「生産性」だけを目的として活動し、そこに関わる人のモチベーションを粉砕している。

解決したい問題がないビジネスには存在価値がない

イノベーションを起こそうとして、イノベーションを起こした人はいない。

「こういう問題が解決できたら素晴らしい」「こういうことが可能になったら最高だ」という具体的な「解決したい問題」が明確にあり、それを解決するための手段がたまたま画期的なものだったために、イノベーションが起こったということ。

多くの企業が、解決したい問題が不明確のまま、「何か儲かりそうなビジネスはないか?」を追い求めている。

未来を構想する力が必要とされる時代

未来を構想する力が大きな価値を持つ。

未来はどうなるか?という予想ではなく、未来をどうしたいか?という構想が重要。

「こういうモノがあったら素晴らしい!」と思える力。

働く喜びを感じている人は14%しかいない。

8割~9割は自分の仕事を「どうでもいい」と思っており、「意味」や「やりがい」を見いだせていない。

企業には「モチベーション」が経営資源として希少化している。

自分たちの人生に「意味」を見いだせた人は強い。

ミレニアム世代は企業の目的を重視して就職先を選ぶ

ミレニアル世代(1980年から2000年生まれの世代)は、就職先を選ぶ基準は、給料でも製品でもなく、「その企業が事業を行っている目的」を重視する人が6割以上いる。

Googleのミッションは「世界中の情報を整理し、誰もがアクセスできる世界をつくる」。

Appleのミッションは「人間の知性にとっての自転車をつくる」。

「世の中にこういうモノを打ち出したい」という人間の想いが起点になる。

「そもそも何を作りたいですか?」「この製品が出ることで、世の中にどういう変化をもたらしたいですか?」に明確に答えられるか?

「自分はどうしたいか?」「何のために生きているのか?」を考えれる人がニュータイプになる。

「役に立つ」から「意味がある」に価値がシフト

「役に立つ」から「意味がある」に価値の源泉がシフトする。

「自分がほしい製品が全然ない」からそれを創造するという発想。

「本気で自分が欲しい〇〇で勝負してみたい」という感覚。

新しい世界の定番をつくる。

「役に立つ」市場は勝者総取りになるが、「意味がある」市場では多様性が生まれる。

「意味がある」市場でビジネスをするべき

企業は「意味がある」市場でビジネスをしたほうがいい。

自分のサービスに「意味」という付加価値をつける。

アートは、歴史やストーリーといった意味を持っている。

製品はコピーできても、意味はコピーできない。

ほとんど企業が、「WHAT(目的は何か?)」と「WHY(意味は何か?)」がないまま「HOW(どうやってやるのか?」ばかりを追い求めている。

ビジョンは共感できるかが重要

多くの企業がビジョンを出しているが、重要な要件を満たしていない。

ビジョンに重要なのは、「共感できる」こと。

過剰なものは「正解、モノ、データ、利便性、説得、競争」、希少なものは「問題、意味、ストーリー、ロマン、共感、共創」。

ニュータイプは規律の中に「遊び」を含ませる。

「何の役に立つかわからないけど、なんかある気がする」がニュータイプの思考。

世の中のルールではなく、自分のルールに違う

ルールより自分の倫理観に従う。

わがままは、自分への服従。

世間は、他人への服従。

「何のためにやるのか?」という動機が、自分の内から出てくるものだと、それが他との差別化になる。

Googleの社是「邪悪にならない」。

意味を持たないクソ仕事が大量発生している。

コムでギャルソンとイッセイミヤケがもつストーリーや意味の違いを数値化できないのと同じように、企業にもそれを当てはめる。

安定した仕事と並行して、大化けする仕事もしておく

ある程度安定した職業を持ちながら、どこかで大化けするビジネスを持っている状態がいい。

命令を受けたエリートより、好奇心に突き動かされた起業家の方が強い。

どんどんチャレンジして、ヤバそうだと思ったらすぐ逃げればいい。

これから身につけたほうがいいこと

シェアとギブの精神を持つ。

世界観、美意識、直感、アートが大切。

政治学、哲学、演劇、歴史を学んだほうがいい。

真理があなたを自由にする。

真理とは、時間が経っても、場所が変わっても、変わらない、普遍的で、永続的な理のことで、それを知ることで自由になれる。

気づきは、自分が「わからないこと」から生まれる。

すでに身に付けたパターンを一旦リセットできる力が大切。

自分にとってのニュータイプを考える

ニュータイプは、「貨幣より価値」を求めて仕事を選び、システムの機能不全を修正するために運動する。

日本人は、日本の18世紀以前に作られたものにしか、文化遺産としての価値を感じていない。

労働量と資源を投入して、子孫に残さなくてもいいような「ゴミ」を大量に作り出している。

ゴミを作り、売ることに意味は見いだせない。

人間は意味を食べて生きる生き物。

自分なりのニュータイプを見つける。

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まとめ

要点をまとめると、下記の通りになる。

  • ビジネスマンはオールドタイプとニュータイプに分かれる
  • 問題解決ではなく問題発見の価値が高まっている
  • 問題の希少化と正解のコモディティ化
  • 世の中にはビジョンが不足している
  • 解決したい問題がないビジネスには存在価値がない
  • 未来を構想する力が必要とされる時代
  • ミレニアム世代は企業の目的を重視して就職先を選ぶ
  • 「役に立つ」から「意味がある」に価値がシフト
  • 「意味がある」市場でビジネスをするべき
  • ビジョンは共感できるかが重要
  • 世の中のルールではなく、自分のルールに違う
  • 安定した仕事と並行して大化けする仕事もしておく
  • 自分にとってのニュータイプを考える

これからの人生を楽しむためには、オールドタイプからニュータイプとして生きるための思考にアップデートする必要がある。

「何がしたいか?」「どのように生きたいか?」「人生でやりたいことは何か?」は、人間全員が自由に決めていいこと。

まずは、自問自答して、自分にとって世界がどうなることが理想なのかを考えて、自分の人生の目的をつくることが大切だ。

この気づきを得ただけでも、山口周さんの著書「ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式」は、めちゃめちゃ価値がある。

これからの人生の大半をビジネスの中で生きる20代30代は、絶対に読んでおいたほうがいい本だ。

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